村上春樹の新刊は嬉しいが豊田徹也の単行本が品切れなのは悲しい
「私、村上春樹嫌いなんですよ」という女性のほとんどは、眉間にしわを寄せるような厳しい感じで、村上春樹への嫌悪感を示すように思うのだが、怖くてその理由を深く聞いたことはない。
そんなわけで、若い頃は、それを迂闊に口にすると関係悪くなりそうな予感がして「ああ、そうなんだ」と村上春樹にさほど興味がないような振りをしていましたが、私、村上春樹好きです、全部読んでます…。
村上春樹のデビューが私の高校時代ですからね。ずっとほぼリアルタイムで読んます。
それはさておき、村上春樹の新刊『一人称単数』のカバーと挿画を豊田徹也氏が担当している(画像は扉絵)のが、個人的には、ものすごーく期待値上がっています。(収録作は雑誌掲載の時点で読んではいるのですが)
しかし、しかしですよ、豊田さんの単行本を改めて読もうと思ってアマゾンで見たら、全作新刊は品切れ、古本は高値、かろうじて『珈琲時間』のみが、デジタルで入手できるという状態。マジですか。
いや、本を手放してしまっている自分が悪いとは思いますよ。(『珈琲時間』はデジタルで買いました)
しかしですね、デジタルでも読めないとは…。講談社さん、お願いです。今がチャンスなんで、1,500部か2,000部なら損はしないと思うので重版してください。必ず私は買います。
先日、吉田秋生さんの『河よりも長く緩やかに』をいろんなところでおススメしているので、久々に読み返そうと思ってアマゾン見たら、こちらはかろうじて、小学館文庫があったんですが、新書版がやはり古本でしか手に入りません。
ブックオフもあるし、必要になったらまた手に入るだろうと思って手放した本が、二度と手に入らないということが最近度々あり、本はできる限り持っていたほうがいいなあと痛感しました。特にマンガはね。
文庫じゃ小さいし、デジタルじゃなんか、懐かしい本や、じっくり読みたい本はしっくり来ない。
ですが、今の我が家はもう本限界なんで、郊外(すでに所沢なんですが)に広めの住まいを手に入れるしかないんですが、デジタル化と真逆になってますね。
なんか最近、デジタルで失われるものが、ひどく大切なもののように感じるようになったんですが、歳ですかねえ…。
あ、リリースの豊田氏のコメントがいいので、気になった方はそちらも読んでみてください。
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