ここのところ、蓮實重彦氏の「見るレッスン」という
映画について書かれた新書を読んで、
それに出ている映画をぼちぼちと見ております。
自分の好きそうなのばっかり見てても
何か新しい発見がなさそうなんで。
中で蓮實氏が激賞と言っても言ってくらい推している
監督がデヴィッド・グローリーなんですが、
ロバート・レッドフォードとシシー・スペイセク共演の
「さらば愛しきアウトロー」が一番良かったです。
話はまあ、取り立ててすごい話というわけでもないんですが、
とても美しい、はっとして記憶に残るショットが
いくつかありました。
それだけでも見た価値があったと思います。
ネットではレッドフォードが老けてると何とか、
そんなコメントが結構ありましたが、
若い人は、そもそもレッドフォードって誰よ?
て感じだと思うんで、そこを突っ込んでもねえ。
老けたレッドフォードいいですよ。
シシー・スペイセクもキュートだし。
他のロウリー監督作品「ア・ゴースト・ストーリー」と
「セインツ」は
私はちょっと退屈してしまいました。
でも映像は本当綺麗。画面の作り方、陰影の加減が素晴らしいと
思いました。
ハリウッドムービー的なものの方が好みの方には
「さらば愛しきアウトロー」から観ることをお勧めします。
この監督、「さらば愛しきアウトロー」みたいに、
スターを撮らせると、すごい作品作るような気がするんですけどね。
あ、あと、蓮實氏のおっしゃるように私もこのタイトルはいかがなものかと。
ちなみに原題は「The Old Man & the Gun」です。
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