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「花と頬」イトイ圭が素晴らしい。
著者あとがきに「商品として成り立っていない」と、本作のネームを見た複数の編集者から告げられたという話が載っていますが、そんなことはまったくありません。
アクションや大きなハブニングだけが、物語を読み応えのあるものにするわけではない、ということを見事に証明している作品だと私は思いました。
編集者のほとんどが私を含め、どうしても自分が所属している組織(雑誌)にその作品が向くか、というポジショントークを展開しがちです。
大手の出版社の編集なら、部数もたくさん出そうな作品を求めることも多いでしょう。
でも、みながみなそこを目指す必要もないはずです。
5000部、6000部といった、マンガでは少な目の部数でも商業的に成立させる方法はあります。(この作品の部数ということではありません)
この「花と頬」はA5判、1100円。その価値は私にはありました。
この作品を世に出してくれた、楽園編集部にエールを贈ります。
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